海

 田辺は南を白浜半島、北を天神崎に囲まれた静かな湾「田辺湾」に面して発展してきました。温暖な気候に加え、黒潮の分流が入り漁業も盛んで、古くは熊野古道が山間に入る「中辺路」、海沿いを巡る「大辺路」の分岐点にあたり、熊野参詣の拠点としても栄えました。

 田辺の海は西向きで、沈む夕日の美しさもお楽しみください。


扇ヶ浜 ~市街地に面した海水浴場~

扇ヶ浜

 市街地に面した美しい砂浜「扇が浜」は、市民の憩いの場として公園などが整備されています。また、夏には多くの海水浴客が訪れます。

「扇ヶ浜」

 その昔は白砂青松の美しい海岸で、扇を広げたような美しい砂浜だったことからその名が付いたといわれています。昭和36年の第二室戸台風の際に大きな被害を受け、高い堤防が作られていました。
その後、扇ヶ浜の南端「三壺崎」が海水浴場として使われていましたが、2005年に海岸整備事業で新しい扇ヶ浜海水浴場や駐車場が整備され、南紀田辺ICから近い海水浴場として人気を集めています。

  

天神崎 ~平らな磯で磯遊びに最適~

天神崎

市街地に近い「天神崎」は広大で平らな磯場が広がり、市街地に近いにもかかわらず磯場や背後の山など、豊かな自然が残されています。
平らで自然豊かな磯場は、小学校の遠足や自然学習に使われています。    

日本のナショナル・トラスト法人第一号

 1974年、天神崎での別荘地開発計画が持ち上がったことから、自然を守るために「天神崎の自然を大切にする会」が結成され、全国からの募金による買い取り運動がスタートしました。
1987年には、自然環境保全法人・通称ナショナルトラスト法人の第1号に認定され、現在では、行政による買い取りも含め、約7.3haを購入しています。  

海の幸

自然の良港に恵まれた田辺は漁業が盛んで、湾内での漁業から、湾を出れば黒潮流れる太平洋の外洋、北は紀伊水道と、さまざまな種類の魚が捕れるため、海の幸も楽しみのひとつです。

健食 海の幸