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深い森が生み出す、美しい渓谷と豊かな清流
熊野は日本有数の多雨地帯。その雨は豊かな森を育み、深い谷を形作る。
深い森は美しい渓谷と、豊かな清流を生み出した。
谷瀬の吊り橋
熊野の雨が刻んだ深い谷を渡る吊り橋で、高さ54mの空中散歩
多雨地帯であるが故に、小さな橋では流される。
水量豊かな川であるが故に、深い谷であるが故に、簡単には橋をかけられない。
熊野の自然だからこそ生まれ、昭和29年に架けられた生活用の吊り橋。
日本有数の長さを誇る鉄線の吊り橋「谷瀬の吊り橋」。
十津川村の上野地と谷瀬を結ぶつり橋は、長さ297m・高さ54m。
歩くたびにゆらゆらと揺れ、まるで空中散歩。
そびえ立つ深い山々に囲まれ、眼下には清澄な十津川(熊野川)が流れまさに絶景。
渓谷

瀞峡(どろきょう)、瀞八丁(どろはっちょう)
瀞峡は、和歌山県・三重県・奈良県(十津川村神下[こうか])の三県にまたがる峡谷で、その美しさは古くから世に知られ、今も数多くの観光客を魅了しています。
志古・瀞峡間を航行する観光ジェット船や、十津川村田戸から情緒豊かな川舟での瀞峡めぐりがおすすめです。

笹の滝
「日本の滝100選」の一つに選ばれた笹の滝。落差約32メートルの雄大な滝は、滝の美しさはもちろんのこと、滝に近づくにつれて滝の轟音が響き、静寂な自然の中で体いっぱいにマイナスイオンのシャワーを浴びる「大自然の癒しと蘇り」のスポットです。
百間山渓谷 ~滝と渓谷のパノラマを満喫~
「百間山渓谷」は深い原生林に覆われ、滝・淵・峡の宝庫です。

全長約3kmにわたって、約100mごとに大小の滝や奇岩・甌穴が連なっています。
渓谷沿いにはハイキングコースが整備されています。
約3.3kmの一般向きコースと、約7.5kmの健脚向きの2コースがあります。ハイキングコースといっても急峻な山道となっているので、十分な準備をして歩きましょう。
渓谷入口近くには、特別保護許可を得て数頭を自然飼育している「カモシカ牧場」があり、また「百間山渓谷キャンプ村」が隣接しています。


安川渓谷
安川渓谷は、全体的に侵食されたU字型の渓谷で、繊細な百間山渓谷に対して男性的な荒々しさを見せる渓谷です。

やわらかい安川渓谷の“木もれび”を浴びた遊歩道は、ハイキングに最適で、大自然が織り成す渓谷美が満喫できるとともに、秋ともなれば、真紅のモミジが水面に映え、訪れる人の心を洗い、満足させてくれるでしょう。

清流
川の熊野古道・熊野川

熊野川は、本宮から新宮へと向かうとき、川舟が使われたことから「熊野参詣道」の一部として、世界に類をみない「水上の参詣道」と位置付けられ世界遺産に登録された。
奈良県、三重県、和歌山県をまたがる一級河川で、奈良県の大峯山系および三重県の大台ケ原を源流とする大河である。
大峯山脈を源流とする水系では、上流部では「天の川」、十津川村では「十津川」、和歌山県に入ると「熊野川」と名を変える。世界有数の多雨地帯・大台ケ原を源流とする水系は「北山川」と呼ばれ、その水量が形作った絶景が「瀞峡」である。
上流部は急峻で、その雨量から多くの災害をもたらした。上流部にはダムが多いが、本宮付近からは川幅が広くなり緩やかな流れとなるため、交通路として使われた。
清流「日高川」「富田川」「日置川」

田辺市には熊野川の他に、美しい清流の中・上流部が流れる。
龍神村を流れる「日高川」は、紀州の屋根「護摩壇山系」を源とする清流。
「富田川」は熊野古道の「稲葉根王子」から「滝尻王子」まで熊野古道中辺路に沿って流れ、その間、幾度となく水垢離をとったと伝えられている。
「日置川」も深い山々から流れ出る清流で、最上流部は十津川村に接する。上流部は「近露王子」付近で熊野古道中辺路と交差し、下流部では「安居の渡し」で熊野古道大辺路と交差する。
各河川の上流部や支流では、初夏には蛍が見られることが多い。


